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室町時代

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国東市

県指定 史跡

いしだてさんいわとじ

石立山岩戸寺

国東市国東町岩戸寺

県指定 史跡

いしだてさんいわとじ

石立山岩戸寺

国東市国東町岩戸寺

国東半島に広がる天台宗の寺院群を六郷山【ろくごうさん】といいます。岩戸寺は、六郷山の3つのグループのひとつ末山【すえやま】に属しました。岩戸寺は、記録では建武4年(1337)にはじめて確認されますが、講堂の前には、弘安6年(1283)の年号がある国東半島で最も古い国東塔があります。また、岩戸寺では隔年で講堂を中心に修正鬼会が開かれます。

六郷山(ろくごうさん)

国東半島に分布する天台宗のお寺のグループ名です。六郷山の「六郷」は、古代の国東半島に6つの「郷」(行政単位)がおかれたことに由来し、国東半島全体という意味があります。

用語解説

  • 六郷山【ろくごうさん】

    六郷山(ろくごうさん)

    国東半島に分布する天台宗のお寺のグループ名です。六郷山の「六郷」は、古代の国東半島に6つの「郷」(行政単位)がおかれたことに由来し、国東半島全体という意味があります。

もっとくわしく

岩戸寺は、建武4年(1337)に六郷山寺院目録に末山本寺の寺院としてはじめて見えますが、講堂の前には「弘安六年九月」(1283)の銘をもつ国東最古の国東塔(国指定)があります。さらに寺の入口には、文明10年の銘をもつ在銘として国東最古の石造仁王像(県指定)が立ち、仁王には大門坊など4つの坊名が刻まれています。参道を登ると、まずかつての大門坊の跡に本堂があり、さらに進むと、茅葺き【かやぶき】の講堂を経て六所権現・薬師堂のある奥の院に続いています。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和54年5月15日
  • 記号番号きごうばんごう
    第70号
  • 種別しゅべつ
    史跡