県指定 有形文化財
せきぞうごじゅうのとう
石造五重塔
豊後大野市三重町川辺

県指定 有形文化財
せきぞうごじゅうのとう
石造五重塔
豊後大野市三重町川辺
この五重塔は、宝塔のような形をした軸部の上に五重の屋根が、さらにその上には五輪塔を持つという珍しいものです。川辺五重塔とも言われ、高さは約2.7mあります。
もっとくわしく
基礎の上に、茶壷型で首部のある宝塔型の第1層があります。四方には金剛界四仏の種子【しゅじ】が彫られています。最上部は相輪を配するのが一般的ですが、この塔は一石五輪塔を置いています。基礎1面に5名の人名と「文明元年己丑十月念六日」の銘文【めいぶん】があることから、文明元年(1469)10月26日に造られたことが分かります。地元では、火伏せの神として信仰されています。宝塔型の軸部、頂上部に配した一石五輪塔など類例の少ない五重塔です。
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。

銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

-
指定年月日 昭和47年3月21日 -
記号番号 建第66号 -
種別 建造物 -
所有者 個人