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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/建造物

時代じだい

鎌倉時代

エリア

豊後大野市

県指定 有形文化財

せきぞうほうとう(むくさほうとう)

石造宝塔(六種宝塔)

豊後大野市清川町六種

県指定 有形文化財

せきぞうほうとう(むくさほうとう)

石造宝塔(六種宝塔)

豊後大野市清川町六種

宝塔とは、円柱に屋根をのせたデザインで、屋根の上には仏教の塔のシンボルである相輪(そうりん)がたちます。木や金属、石など、さまざまな素材でつくられました。この宝塔は、高さが約2mあります。銘文【めいぶん】があり、嘉暦年間 (1326 ~ 28)につくられました。

銘文(めいぶん)

石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

用語解説

  • 銘文【めいぶん】

    銘文(めいぶん)

    石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

もっとくわしく

高さは2.1mで、塔身には嘉暦の元号と法華経【ほけきょう】など、お経の一部が偈文【げもん】が刻まれています。最初の1行は、剥落しているものの「得見此塔」と記されています。嘉暦年間 (1326 ~ 28)の年号を裏付けるように、随所に鎌倉時代の特徴が見られます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和47年3月21日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第72号
  • 種別しゅべつ
    建造物