文化財ぶんかざい検索けんさく

指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/建造物

時代じだい

室町時代・永和元年(1375)

エリア

豊後高田市

県指定 有形文化財

せきぞうほうとう(かねたかぼちくにさきとう)

石造宝塔(金高墓地国東塔)

豊後高田市田染平野

県指定 有形文化財

せきぞうほうとう(かねたかぼちくにさきとう)

石造宝塔(金高墓地国東塔)

豊後高田市田染平野

国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔」とよばれます。この塔は、高さ2.34mで、塔身【とうしん】に刻まれた銘文【めいぶん】から、永和元年(1375)につくられたことがわかります。

銘文(めいぶん)

石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

用語解説

  • 銘文【めいぶん】

    銘文(めいぶん)

    石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

もっとくわしく

この塔は、高さ2.34mで、先端部分にあたる相輪【そうりん】が大きく欠けています。
塔身【とうしん】は、お茶をいれた壺(茶壺【ちゃつぼ】)のような形をしています。そこに銘文【めいぶん】があり、永和元年(1375)につくられたことがわかります。周りより高い所にあり、墓地の中心となる塔です。

銘文(めいぶん)

石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和32年3月26日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第8号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    地区