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指定区分していくぶん

県指定/建造物

時代じだい

室町時代・天文18年(1549)

エリア

佐伯市

県指定 有形文化財

ごうないしゃかどうせきどう

神内釈迦堂石幢

佐伯市直川大字赤木

県指定 有形文化財

ごうないしゃかどうせきどう

神内釈迦堂石幢

佐伯市直川大字赤木

神社などにある石灯籠のようですが、屋根の下に、仏さまを刻んだ部分があり、これが石幢の特徴です。また、屋根は四角形や六角形、円形のものがあり、さまざまなデザインの石幢があります。神内釈迦堂石幢は、屋根や柱が四角形であり、屋根の下には合計8躯の仏さまが彫られています。

用語解説

  • 龕【がん】

    龕(がん)

    くぼんだ場所を指します。仏像を納めている場合、仏龕【ぶつがん】とよびます。

もっとくわしく

高さは2.26mです。
この石幢は、各部の平面が四角形です。龕【がん】は各面を2つの区画に分け、それぞれに2躯、計8躯の仏を彫っています。内訳は、地蔵菩薩6躯と十王2躯です。また、竿に天文18年(1549)の年号とともに、現世安穏【げんせあんのん】と後生善処【ごしょうぜんしょ】を願ってつくったことが刻まれています。この石幢は、現在が穏やかであり、極楽への往生を願って造立したものであることがわかります。

龕(がん)

くぼんだ場所を指します。仏像を納めている場合、仏龕【ぶつがん】とよびます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和53.年3月31日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第134号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    地区