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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/建造物

時代じだい

室町時代・永禄7年(1564)

エリア

豊後大野市

県指定 有形文化財

じんもくじせきどう

神目寺石幢

豊後大野市三重町久田

県指定 有形文化財

じんもくじせきどう

神目寺石幢

豊後大野市三重町久田

神社などにある石灯籠のようですが、屋根の下に、仏さまを刻んだ部分があります。屋根は四角形や六角形、円形のものと、さまざまなデザインがあります。この石幢は、四角形の屋根の下に仏さまを刻んだ龕部【がんぶ】が確認できないものです。

用語解説

  • 種子【しゅじ】

    種子(しゅじ)

    仏を梵字1文字で表現したものです。

  • 金剛界四仏【こんごうかいしぶつ】

    金剛界四仏(こんごうかいしぶつ)

    金剛界では、大日如来を中心に、東に阿閦【あしゅく】如来、南に宝生【ほうしょう】如来、西に阿弥陀如来、北に不空成就【ふくうじょうじゅ】如来がいるといいます。

もっとくわしく

現在は、天満宮の境内にあります。石幢として指定されていますが、基礎と角柱状の竿・四角形の笠からまります。高さは2.17mで、竿には金剛界四仏【こんごうかいしぶつ】種子【しゅじ】が彫られています。竿の下部には銘文があり、永禄7年(1564)に逆修【ぎゃくしゅう】のために造立したことがわかります。

種子(しゅじ)

仏を梵字1文字で表現したものです。

金剛界四仏(こんごうかいしぶつ)

金剛界では、大日如来を中心に、東に阿閦【あしゅく】如来、南に宝生【ほうしょう】如来、西に阿弥陀如来、北に不空成就【ふくうじょうじゅ】如来がいるといいます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和51年3月30日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第114号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    地区