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指定区分していくぶん

県指定/建造物

時代じだい

室町時代

エリア

豊後高田市

県指定 有形文化財

ふくじゅじやくしどうまがいくにさきとう

福寿寺薬師堂磨崖国東塔

豊後高田市田染平野

県指定 有形文化財

ふくじゅじやくしどうまがいくにさきとう

福寿寺薬師堂磨崖国東塔

豊後高田市田染平野

国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔」と呼ばれます。その国東塔を岩の壁に彫っているのが、この福寿寺薬師堂磨崖国東塔です。また、塔身に刻まれた文字から、室町時代につくられたことが分かります。

用語解説

  • 龕【がん】

    龕(がん)

    くぼんだ場所を指します。仏像を納めている場合、仏龕【ぶつがん】とよびます。

もっとくわしく

福寿寺境内に烏帽子嶽の山すそがのびていて、その岩壁正面に薬師如来や地蔵菩薩像などが彫られています。岩壁の向って右側面の龕【がん】にこの国東塔一基が彫られています。塔身には中央に「香以」その両側に「永享」「祭丑」と刻まれてます。永享癸丑は永享5年(1433)にあたります。総高は約90㎝です。

龕(がん)

くぼんだ場所を指します。仏像を納めている場合、仏龕【ぶつがん】とよびます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和55年4月8日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第152号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    地区