県指定 有形文化財
いなばもんじょ
稲葉文書
臼杵市吉小野4296番地 臼杵市文化財管理センター
県指定 有形文化財
いなばもんじょ
稲葉文書
臼杵市吉小野4296番地 臼杵市文化財管理センター
臼杵藩主の稲葉氏は、美濃国【みののくに】(現在の岐阜県)の出身です。この古文書群の中心は、美濃国にいた頃の稲葉氏に関わるもので、戦国の動乱の中での武士の姿を伝える古文書群です。
もっとくわしく
慶長5年(1600)、稲葉貞通【いなばさだみち】(1546~1603)は臼杵藩主となりました。稲葉氏は美濃国の出身で、この古文書群は、貞通の父・稲葉良通(一鉄)【いなばよしみち(いってつ)】(1515~1589)に関わるものが中心です。
年代でみると、永禄年間(1558~1570)から天正15年(1587)頃までのものが多く、美濃国にいた頃の稲葉氏の動向を知る上で重要な古文書群です。この古文書群には、織田信長とのつながりなど政治面だけでなく、和歌やお茶などに関する古文書や記録もあり、当時の武士のくらしを知ることもできる貴重な古文書群です。
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指定年月日 昭和41年3月22日 -
記号番号 書第14号 -
種別 古文書 -
所有者 臼杵市