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指定区分していくぶん

県指定/建造物

時代じだい

室町時代・応安元年( 1368)

エリア

由布市

県指定 有形文化財

かさとうば

笠塔婆

由布市庄内町柿原

県指定 有形文化財

かさとうば

笠塔婆

由布市庄内町柿原

塔婆【とうば】とは供養のために建てられる石の塔のことです。この角塔婆は高さが約2mありますが、もともとあったと思われる笠と宝珠【ほうじゅ】はありません。正面に彫られた年号から、室町時代につくられたことがわかります。

用語解説

もっとくわしく

上部に枘【ほぞ】があるので、もともと笠があったと思われますが、現在笠と宝珠は確認できません。総高は2.10mで碑身に銘文があります。風化が激しく判読しにくい箇所もあります。正面の上部に不動明王の種子【しゅじ】を彫り、その下に応安元年( 1368)の年号と、この笠塔婆を造った一結衆【けっしゅ】の名前を刻んでいます。

種子(しゅじ)

仏を梵字1文字で表現したものです。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和46年3月23日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第50号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    個人