県指定 有形文化財
ややまじんじゃかくとうば
箭山神社角塔婆
中津市三光田口3567-1
県指定 有形文化財
ややまじんじゃかくとうば
箭山神社角塔婆
中津市三光田口3567-1
塔婆【とうば】とは供養のために建てられる石の塔のことです。この角塔婆は高さが約1mあり、塔身の四面には種子【しゅじ】が墨で書かれています。北面に彫られている文字から、鎌倉時代末期につくられたことがわかります。
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。
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種子【しゅじ】
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。
もっとくわしく
この角塔婆は、八面山にある箭山神社参道左側にたっています。神社の守護を願って立てられたものとみられ、高さは1.16あります。四面にはそれぞれ持国天、増長天、広目天、多聞天を示す墨書で書かれた種子があります。また、北面には、「大願主浄尊敬白 徳治三 戌/申 八月廾五日」の刻銘があり、鎌倉時代末期の徳治3年(1308)に造立されたことがわかります。県内の角塔婆としては最も古いもので、破損も少なく形もよく整っています。
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指定年月日 平成 2年3月29日 -
記号番号 建第185号 -
種別 建造物 -
所有者 箭山神社