県指定 有形文化財
しほんぼくしょふしぎんたのむらちくでんひつ
紙本墨書不死吟田能村竹田筆
竹田市竹田町2083番地 竹田市歴史文化館・由学館
県指定 有形文化財
しほんぼくしょふしぎんたのむらちくでんひつ
紙本墨書不死吟田能村竹田筆
竹田市竹田町2083番地 竹田市歴史文化館・由学館
江戸時代の画家、田能村竹田が死の直前に残した書です。旅先で重い病にかかった竹田は、自分の回復を願ってこの詩を書きました。人生の終わりを感じながらも、強く生きようとする竹田のエネルギーが感じられます。
もっとくわしく
江戸時代に活躍した文人画家である田能村竹田の晩年の墨跡です。竹田は、天保6年(1835)より大坂近在の吹田村代官井内左門宅に滞在していたところ、重い病を患ってしまいました。すぐに大坂の岡藩蔵屋敷へ戻り、子の如仙へ手紙を送って上坂をうながしています。如仙は竹田の看護にあたりましたが、享年59歳で帰らぬ人となりました。この書は、竹田が死の床にありながら、再起を願い書いたものです。136.8×44.3㎝。
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指定年月日 昭和36年3月14日 -
記号番号 絵第3号 -
種別 絵画 -
所有者 竹田市