県指定 有形文化財
しほんちゃくしょくうまやずろっきょくびょうぶ
紙本著色厩図六曲屏風
大分市上野丘西23-19 円寿寺
県指定 有形文化財
しほんちゃくしょくうまやずろっきょくびょうぶ
紙本著色厩図六曲屏風
大分市上野丘西23-19 円寿寺
室町時代から江戸時代にかけて、厩につながれた馬を描いた屏風が多く描かれました。この屏風は、春と秋を描いた2隻でセットになっています。馬のたてがみやしっぽが丁寧に描かれている作品です。
もっとくわしく
厩舎につながれた馬を描く「厩図屏風」は、室町時代から江戸時代にかけて多く描かれました。この厩図屏風は、春の季節を描いた1隻と秋を描いた1隻の六曲一双の屏風で、どちらも6頭の馬が描かれています。それぞれの馬は、たてがみや尾を丁寧に毛描きし、体は最初に引いた描線を塗りつぶさないように線をよけて彩色する彫り塗りの技法で表現されています。江戸時代中期の作と考えられます。各150.0×52.5cm。
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指定年月日 昭和46年3月23日 -
記号番号 絵第9号 -
種別 絵画 -
所有者 円寿寺