県指定 有形文化財
きょうそうじゃくえかんのんぞう
経相白衣観音像
臼杵市二王坐197 月桂寺
県指定 有形文化財
きょうそうじゃくえかんのんぞう
経相白衣観音像
臼杵市二王坐197 月桂寺
この経相観音像は、松の間から流れ落ちる滝を背景に、座った白衣観音が描かれています。小さく書かれたお経の文字が線をなしています。江戸時代の作品です。
もっとくわしく
月桂寺は慶長13年(1608)に臼杵藩2代藩主稲葉典通が創建した寺院です。この経相観音像は、松の間から流れ落ちる滝を背景に、座った白衣観音が描かれています。実は輪郭がごく小さい観音経の文字を連ねて書かれています。遠塵斉信清(加藤信清)という絵師が、文化元年(1804)63歳の頃に製作したものです。文化7年(1810)に月桂寺春沢和尚が京都相国寺より取得したという記録も残っています。
江戸時代 本地縦133.1㎝ 横55.5㎝
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指定年月日 平成9年3月25日 -
記号番号 絵第17号 -
種別 絵画 -
所有者 月桂寺