県指定 有形文化財
けんぽんちゃくしょくぶつねはんず
絹本著色仏涅槃図
日出町1921 松屋寺
県指定 有形文化財
けんぽんちゃくしょくぶつねはんず
絹本著色仏涅槃図
日出町1921 松屋寺
釈迦が亡くなる時を描いた絵です。
古代インドの暦【こよみ】で2月15日の夜、釈迦は、頭を北に向け右脇を下にして、亡くなりました。釈迦の死を涅槃【ねはん】といいます。この涅槃図では、釈迦は赤い衣をきていますが、これは中国の影響をうけたデザインです。
もっとくわしく
大きさは、縦180.5㎝、横106.2cmです。
画面中央に釈迦。周りには弟子や仏、動物たちが泣いています。画面の向かって右上には、釈迦の死を聞いて、天国から降りてくる、お母さんの摩耶夫人【まやぶにん】がいます。また、画面奥の大きな木(沙羅双樹【さらそうじゅ】)も、釈迦の死をなげいて、2本は枯れてしまい、葉の色が変わっています。
縦長の画面に、画面の上半分に背景が描かれています。このようなレイアウトは、本図の特徴です。
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指定年月日 昭和44年3月22日 -
記号番号 絵第5号 -
種別 絵画 -
所有者 松屋寺