国指定 重要文化財
らかんじせきぶつ
羅漢寺石仏
中津市本耶馬溪町跡田1501
国指定 重要文化財
らかんじせきぶつ
羅漢寺石仏
中津市本耶馬溪町跡田1501
中津市羅漢寺に安置された500を超える石仏群です。釈迦とその弟子たちの像と、持っている道具までも石で作られているのが特徴です。中国から伝わった信仰が、石の彫刻となって表されています。
もっとくわしく
「羅漢寺石仏」は、「五百羅漢」と呼ばれる石仏群で、中津市羅漢寺境内の「無漏窟【むろくつ】」と呼ばれる洞窟内とその周辺に安置された545点から成る。釈迦三尊像を中心として、十大弟子や五百羅漢などがあり、供養具にいたるまで石材でつくられている。臨済宗の僧侶円龕昭覚らにより、南北朝時代の延文5年(1360)頃につくられた。九州石造文化の中で生み出されたもので、また当時の日本における中国文化受容の状況を物語るものである。
正式名称:羅漢寺石仏(石造釈迦如来及両脇侍坐像/石造梵天帝釈天倚像/石造四天王立像/石造日天月天立像/石造龍王立像/石造十大弟子立像/石造五百羅漢像/石造供養具〔以上無漏窟安置〕/石造五百羅漢像/石造竜頭)
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指定年月日 2014/8/21 -
記号番号 彫第3614号 -
所有者 羅漢寺