県指定 史跡
ちどうかん
致道館
速見郡日出町日出二ノ丸2594
県指定 史跡
ちどうかん
致道館
速見郡日出町日出二ノ丸2594
日出藩は、江戸時代の終わり頃に、藩校「致道館」を建てました。藩校の建物と校門が残されています。江戸時代の藩校の建物としては大分県内で唯一残っている建物です。
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薬医門【やくいもん】
薬医門(やくいもん)
主柱(本柱)と控柱各2本の上に梁【はり】をのせて、切妻屋根をのせた門です。
もっとくわしく
江戸時代の藩校の建物としては大分県内で唯一残っている建物です。日出藩では歴代文教に力を注いでいましたが、15代藩主木下俊程のとき、ニノ丸に銭14貫余を投じて、藩校「致道館」を建てました。米良東キョウ(山へんに、つくりは橋の右側)らを中心に学制が整備され、寮生50人、通学生200人を生徒としました。教育内容の特色としては早くから医学研究が行なわれたことにあります。建物は、寄棟造瓦葺【よせむねづくりかわらぶき】一部2階建てで、校門は切妻造瓦葺【きりつまづくりかわらぶき】の薬医門【やくいもん】です。昭和26年(1951)に、現在の位置に移されました。
薬医門(やくいもん)
主柱(本柱)と控柱各2本の上に梁【はり】をのせて、切妻屋根をのせた門です。
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指定年月日 昭和28年4月20日