県指定 有形文化財
しばはらぜんこうじおにがわら
芝原善光寺鬼瓦
宇佐市下時枝237
県指定 有形文化財
しばはらぜんこうじおにがわら
芝原善光寺鬼瓦
宇佐市下時枝237
鬼瓦【おにがわら】とは、瓦葺き屋根の端などに設置された装飾性のある瓦です。この瓦は国重要文化財「善光寺本堂【ぜんこうじほんどう】」に使われていました。
もっとくわしく
この鬼瓦は、国重要文化財「善光寺本堂」に使われていたものです。
面相は翼を広げた怪鳥が額を覆い、くちばしを鬼の鼻頭にのせ、口は大きく歯を食いしばっており、頬や周縁に大小の珠文を配置しています。口の下に巴文があり、巴文の中に「善光寺」の三文字が確認できます。
発掘調査で見つかった資料ではなく、埋まっていた地層や一緒に出土した遺物がないため、使われていた時期がはっきりとはわかりません。しかし、瓦のつくりから室町時代に作られたものと考えられます。
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指定年月日 昭和46年3月23日指定 -
記号番号 考11号 -
所有者 芝原善光寺