国指定 重要文化財
なぎなたなおしとう〈めいくにしげはちまんだいぼさつてんまんじざいてんじん〉
薙刀直シ刀〈銘国重八幡大菩薩天満大自在天神/〉
大分市八幡987 柞原八幡宮
国指定 重要文化財
なぎなたなおしとう〈めいくにしげはちまんだいぼさつてんまんじざいてんじん〉
薙刀直シ刀〈銘国重八幡大菩薩天満大自在天神/〉
大分市八幡987 柞原八幡宮
この薙刀は、元々刀だったものを薙刀作り直したものです。豊後国を治めていた大友氏が柞原八幡宮に納めたと伝わっています。制作者については諸説ありますが、よくわかっていません。
もっとくわしく
この作品は、薙刀【なぎなた】を刀に仕立て直したものです。豊後国守護大友氏が、柞原八幡宮に寄進したものと伝わっている。
菖蒲造り【しょうぶづくり】、庵棟【いおりむね】で、刃長81.5㎝、反り2.0㎝です。地肌は、板目肌【いためはだ】に柾目肌【まさめはだ】が交じり、刃文は互の目乱れと丁字乱れが交じます。
銘は指表に「国重 八幡大菩薩」、指裏に「天満大自在天神」と刻まれています。「国重」は、山城を代表する名工長谷部国重と伝わっていますが、作風から肥後国延寿派の刀工ではないかとも考えられており、よくわかっていません。
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指定年月日 1950/8/29 -
記号番号 工1552号 -
種別 工芸品 -
所有者 柞原八幡宮