県指定 有形文化財
なぎなた
薙刀
豊後大野市三重町市場
県指定 有形文化財
なぎなた
薙刀
豊後大野市三重町市場
かつて豊後大野市三重町では、甲斐本鍛冶という有力な刀工集団が刀をつくっていました。この薙刀もその一つで、刻まれた銘文から、江戸時代初めに藤原行家という刀工が作ったことが分かります。
もっとくわしく
中世〜近世の豊後大野市三重町には、甲斐本鍛冶と呼ばれる人々が居住していました。彼らは、中世には大友氏の御用鍛冶として活躍した刀工集団です。この薙刀も甲斐本鍛冶の作品といわれており、刻まれた銘文から、江戸時代初めに活躍した刀工藤原行家の作で、寛永2年(1625)につくられたことが分かります。
長さ 42.4㎝。 鍛え 小板目 刃文 のたれ乱れ。
(銘)表 豊後国大野住人藤原行家
裏 寛永二年二月日(1625)
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指定年月日 平成15年3月31日 -
記号番号 工第85号 -
種別 工芸品