国指定              重要文化財            
                          ぎょうとくけじゅうたく
行徳家住宅
日田市大字夜明3256
 
              
                国指定                重要文化財              
                              ぎょうとくけじゅうたく
行徳家住宅
日田市大字夜明3256
行徳家住宅は江戸時代の終わりごろに建てられた、地域の有力者である庄屋の家屋です。行徳家は代々医者の家で、西側には山の景色を取り入れた見事な庭園もあります。
もっとくわしく
行徳家住宅は地域の有力者である庄屋の家屋です。日田市西端の筑後川を見下ろす丘陵上にあり、福岡県との境に近い旧街道沿いに立地しています。行徳家は代々医者の家でした。この地方に分布する平面形がL字形の屋根をもつ代表的民家で、主屋は二つの台形と二つの二等辺三角形とで構成され寄棟造りで、屋根は杉皮で茸いています。玄関部分は瓦茸としています。床面積254㎡の堂々たる構えで、一部は2階建てになっていました。建築年代は、玄関にある護摩札【ごまふだ】に文化元年(1804年)とあることから、文化年間より少し前の建築と推定されています。
- 
                    指定年月日 昭和50年6月23日
- 
                    記号番号 建第1971号
- 
                    種別 建造物
- 
                    所有者 日田市
