県指定 史跡
さいこうじけいだい
西光寺境内
竹田市会々
県指定 史跡
さいこうじけいだい
西光寺境内
竹田市会々
西光寺はもともと中川氏の播磨国(現在の兵庫県南西部)三木城下にあったお寺で、岡藩の移封(他国へ移すこと)により、文禄4年(1595)竹田に移動しました。境内には江戸時代の建物が多く残っていて、最も古い鐘楼【しょうろう】は元禄4年(1691)に建てられています。
もっとくわしく
山号は「天嶽山」、浄土宗西山派のお寺です。江戸時代の建物が多く残っていて、最も古い鐘楼は元禄4年(1691、棟札による)の建築で、梵鐘【ぼんしょう】は慶長4年(1609)の鋳造です。山門(四脚門)は寺伝に延宝8年(1680)建てられたとあり、様式からも首肯できるものです。本堂は弘化2年(1845)の火災により失われ、現存する本堂は安政5年(1858、棟札、文書による)の再建です。本堂は上階に銃丸風の窓があり、特色のある意匠になっています。
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指定年月日 平成12年3月24日 -
記号番号 第96号 -
種別 史跡