県指定              有形文化財            
                          にしのぐちごりんとうば
西野口五輪塔婆
別府市大字別府字野口原3030番地16 別府市美術館
 
              
                県指定                有形文化財              
                              にしのぐちごりんとうば
西野口五輪塔婆
別府市大字別府字野口原3030番地16 別府市美術館
写真にあるように、一石五輪塔【いっせきごりんとう】の下に、1.1mの四角形の柱(方柱【ほうちゅう】)をつぎたした総高2.03mの石造物です。四角形の柱には複数の種子【しゅじ】と、正安元年(1299)の年号などが刻まれています。
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。

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        薬研彫り【やげんぼり】
        薬研彫り(やげんぼり)石に文字を刻むときに、断面がV字になるようにする彫り方です。薬をすりつぶすための道具である「薬研」に形状が似ているため、薬研彫りと呼ばれています。  
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        種子【しゅじ】
        種子(しゅじ)仏を梵字1文字で表現したものです。  
もっとくわしく
高さ93㎝のー石五輪塔の下に、更に1.1mの四角柱(方柱【ほうちゅう】)をつぎたした石造物です。五輪塔の各パーツの4面には、種子【しゅじ】が薬研彫り【やげんぼり】されています。また、四角柱の各面にも仏の種子と「正安元年九月八日」の年号が刻まれています。
薬研彫り(やげんぼり)
石に文字を刻むときに、断面がV字になるようにする彫り方です。薬をすりつぶすための道具である「薬研」に形状が似ているため、薬研彫りと呼ばれています。

種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。

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                    指定年月日 昭和49年3月19日
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                    記号番号 建第84号
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                    種別 建造物
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                    所有者 別府市

