県指定 有形文化財
かくしょうじしぼうせきどう
覚正寺支坊石幢
宇佐市院内町副860-1
県指定 有形文化財
かくしょうじしぼうせきどう
覚正寺支坊石幢
宇佐市院内町副860-1
神社などにある石灯籠のようですが、屋根の下に、仏さまを刻んだ部分があり、これが石幢の特徴です。また、屋根は四角形や六角形、円形のものがあり、さまざまなデザインの石幢があります。この石幢は、先端の宝珠【ほうじゅ】など以外は、断面が六角形の石幢です。
もっとくわしく
高さは、約2.32mです。
先端の宝珠【ほうじゅ】やそれをささえる露盤【ろばん】以外の部分は、いずれも六角形です。龕【がん】は、各面に1躯ずつの地蔵菩薩が彫られています。笠には実際の屋根のように、細かく垂木【たるき】も表現されています。竿の銘文【めいぶん】から、この石幢は大永2年(1522)に「念仏講」に属した人々がつくったことがわかります。
龕(がん)
くぼんだ場所を指します。仏像を納めている場合、仏龕【ぶつがん】とよびます。
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。
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指定年月日 昭和57年3月30日 -
記号番号 建第166号 -
種別 建造物 -
所有者 覚正寺