県指定 有形文化財
こんごうほうかいじもくぞうしゃかにょらいりゅうぞう
金剛宝戒寺木造釈迦如来立像
大分市上野丘2ー8ー27 金剛宝戒寺
県指定 有形文化財
こんごうほうかいじもくぞうしゃかにょらいりゅうぞう
金剛宝戒寺木造釈迦如来立像
大分市上野丘2ー8ー27 金剛宝戒寺
大分市金剛宝戒寺に伝わる鎌倉時代の仏像です。徳治2年(1307)に西大寺の僧興尊をまねき、寺院を再興した際に造られたものと考えられます。
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この特色ある釈迦如来像は、俗に三国伝来の釈迦如来といい、また釈迦瑞像、生身釈迦像、優【てん】王像、清涼寺式釈迦像などともいわれます。像内には「高智 正賢 成真 祐慶」など28名ほどの人名、背面には「奉再興 大神氏女」などの墨書銘があります。本寺は、徳治2年(1307)西大寺僧興尊をまねいて再興したことが知られており、本像は、この再興時に西大寺律宗の強い影響のもとに造像されたものと考えられます。
像高161.6cm。
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指定年月日 昭和57年3月30日 -
記号番号 彫第70号 -
種別 彫刻 -
所有者 金剛宝戒寺