国指定 重要文化財
どうばんほけきょう
銅板法華経
豊後高田市加礼川621-2 長安寺
国指定 重要文化財
どうばんほけきょう
銅板法華経
豊後高田市加礼川621-2 長安寺
薄い銅の板にお経が書かれたものです。
仏様の教えを未来に伝えるためにつくられたもので、
仏への祈りのタイムカプセルといえるものです。
もっとくわしく
薄い銅板【どうばん】の両面にお経が刻まれたものです。仏教の教えを遙か未来まで伝えるためにつくられました。長安寺の裏山から出土したと言われています。
当初は37枚あったようですが、現在19枚が残っています。
この銅板を収納していたと考えられる銅筥【どうばこ】の側板が4枚残っており、これらに刻まれていた文から保延【ほうえん】7年(1141)につくられたことがわかります。また、側板に六観音像【ろくかんのんぞう】も刻まれており、12世紀(900年前)の絵画資料として良好な資料となっています。
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指定年月日 1950/8/29 -
記号番号 考00094号 -
種別 考古資料 -
所有者 長安寺 -
附 銅筥板