文化財ぶんかざい検索けんさく

指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/建造物

時代じだい

鎌倉時代〜室町時代

エリア

豊後高田市

県指定 有形文化財

ちょうあんじくにさきとう

長安寺国東塔

豊後高田市加礼川623-3 長安寺

県指定 有形文化財

ちょうあんじくにさきとう

長安寺国東塔

豊後高田市加礼川623-3 長安寺

長安寺にある国東塔【くにさきとう】で、高さは3.46mです。鎌倉時代の終わりから室町時代初めごろに造られたと考えられています。

国東塔(くにさきとう)

石塔のうち、宝塔【ほうとう】の一種です。塔身【とうしん】の下に蓮華座があり、塔の先に火炎がデザインされていることが特徴です。

用語解説

  • 国東塔【くにさきとう】

    国東塔(くにさきとう)

    石塔のうち、宝塔【ほうとう】の一種です。塔身【とうしん】の下に蓮華座があり、塔の先に火炎がデザインされていることが特徴です。

もっとくわしく

長安寺本堂横の石段を登り、左側にある身濯神社【みそそぎじんじゃ】に向かう参道の右側にあります。総高は3.46mです。鎌倉時代末期から室町時代(南北朝時代)初期の造立と推定されています。
基礎は3重となっています。第3重の基礎の4面はそれぞれ2区にわけられ、格狭間【こうざま】が刻まれています。台座は複弁で間弁も共に8葉の反花【かえりばな】のみで優雅な姿をしています。塔身は下部がやや細まった形をしています。笠は照屋根で軒反りの流麗な形をしており、露盤は笠とは別の石材で造られています。相輪は請花【うけばな】の蓮花座から上は後補の部材です。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和54年5月15日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第140号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    長安寺