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指定区分していくぶん

国指定等/有形文化財/建造物

時代じだい

鎌倉時代・元亨元年(1321)

エリア

国東市

国指定 重要文化財

ちょうきけほうとう

長木家宝塔

国東市国東町東堅来

国指定 重要文化財

ちょうきけほうとう

長木家宝塔

国東市国東町東堅来

国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔」とよばれます。この塔は、国東塔のひとつで、高さが3.97mあります。国東塔の中でも、大型のものです。

用語解説

  • 銘文【めいぶん】

    銘文(めいぶん)

    石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

もっとくわしく

高さ3.97m余りの国東塔で、銘文【めいぶん】がある国東塔の中では、最大のものです。
塔身【とうしん】に、長文の銘文があり、これによれば元享元年(1321)に紀貞永【きのさだなが】が、自らの生前供養のために建立したことが刻まれています。また、塔身の上部には、お経を納めるためにあけられたとみられる孔【あな】があります。

銘文(めいぶん)

石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和29年3月20日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第1287号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    個人