県指定 有形文化財
ひばりがおかくにさきとう
雲雀丘国東塔
豊後高田市臼野
県指定 有形文化財
ひばりがおかくにさきとう
雲雀丘国東塔
豊後高田市臼野
国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔」と呼ばれます。この国東塔は高さが約2mあり、崖面に面してたっています。台座には蓮華の花と逆さ向きの花びら、その間に丸い縁取りがありますが、崖に面している裏側にはその装飾がありません。
もっとくわしく
総高は2.34mあります。基礎は二重で、台座は1石で造られた反花と蓮花座が表され、その間には玉の縁取りがめぐらされていますが、崖に接した裏面は省略してあります。塔身は中ほどのふくらんだ壺形で、上部と首部にかけた位置に、内部の空洞に通じる小さい孔【あな】があります。宝珠は、四方を火焔 【かえん】で囲んでいます。室町初期か南北朝時代の造立と推定される佳作です。
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指定年月日 昭和58年4月12日 -
記号番号 建第172号 -
種別 建造物 -
所有者 地区