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指定区分していくぶん

国指定等/記念物/史跡

時代じだい

古墳時代

エリア

別府市

国指定 史跡

おにのいわや・じっそうじこふんぐん

鬼ノ岩屋・実相寺古墳群

別府市大字北石垣

国指定 史跡

おにのいわや・じっそうじこふんぐん

鬼ノ岩屋・実相寺古墳群

別府市大字北石垣

 鬼ノ岩屋古墳群は、九州で多く見られる、石室に文様が描かれている石室をもっています。一方実相寺古墳群からは、近畿地方の特徴を持つ棺がみつかっています。同じ古墳時代の後半に作られた古墳群ですが、それぞれの性格が違うのが特徴です。

もっとくわしく

 鬼ノ岩屋古墳群は、1号・2号墳の2基の円墳から成り、いずれも彩色壁画をもつ横穴式石室が見つかっています。実相寺古墳群は、鷹塚古墳を中心に、太郎塚古墳、次郎塚古墳、天神畑1号・2号墳から成る古墳群です。二つの古墳群は、古墳時代の6世紀後半から7世紀初めに、現在の春木川をはさんで別の集団が立て続けにつくったとされています。鬼ノ岩屋古墳群は、石室の壁画などに九州独特の特色があり、実相寺古墳群はヤマト政権との深い関係が推測されています。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    1957/11/28
  • 管理団体かんりだんたい
    別府市