県指定 無形民俗文化財
うかい
鵜飼
日田市竹田
県指定 無形民俗文化財
うかい
鵜飼
日田市竹田
安土桃山時代に、鵜匠【うしょう】が江戸(岐阜ともいう)から連れて来たのが、日田の鵜飼の始まりと伝わっています。鵜飼は、5月20日から10月中旬に行われ、鵜がとらえた鮎【あゆ】を船の中にはき出させます。
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文禄年間(1592〜1596)に、代官宮木長次郎が、鵜匠【うしょう】4名を江戸(岐阜ともいう)から連れて来たのが、日田の鵜飼の始まりと伝わっています。鵜飼は、5月20日から10月中旬までの夜間、月のない闇の数時間で行われます。船には鵜匠と棹差【さおさし】の2名が乗ります。鵜匠は舳【へ】(船の前方)の方に位置し、鵜綱を巧みにさばいて7羽の鵜を操ります。鮎をくわえた鵜は水上に浮かび、くわえ直して呑【の】み込みます。鵜の首を道具で締めてあるので、首がふくらんだ鵜を手操り寄せ、船の中に吐き出させます。
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指定年月日 昭和41年3月22日 -
所有者 鵜飼保存会