県指定 天然記念物
つるみのぼうずじごく
鶴見の坊主地獄
別府市小倉6組
県指定 天然記念物
つるみのぼうずじごく
鶴見の坊主地獄
別府市小倉6組
別府市の鉄輪温泉【かんなわおんせん】地区のいちばん上、方角でいえば西の端にあります。地下からの蒸気で、泥がポコポコと盛り上がり、坊主頭のような形になることから、坊主地獄とよばれるようになりました。
もっとくわしく
地獄という言葉は、もともと仏教に由来しますが、人々は高温の蒸気や熱湯が噴出して、危ないと感じたところも「地獄」とよびました。
別府には、蒸気や熱湯が噴出する「地獄」がいくつもあり、坊主地獄はそのひとつです。むかし、この場所にお寺がありましたが、地震が起きた時に地面が爆発して、熱い泥が噴き出し、そこにできたのがこの坊主地獄といわれています。また、泥が噴き出すところは、ずっと同じところではなく、変わってきています。このような坊主地獄は、大地が生きていることを伝える場所といえます。
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指定年月日 昭和34年3月20日 -
記号番号 天第23号 -
種別 天然記念物 -
所有者 個人