県指定 天然記念物
つるみごんげんしゃのいちいがしりん
鶴見権現社のイチイガシ林
別府市火売 火男火売神社
県指定 天然記念物
つるみごんげんしゃのいちいがしりん
鶴見権現社のイチイガシ林
別府市火売 火男火売神社
火男火売神社【ほのおほのめじんじゃ】の下宮【げぐう】(鶴見権現社)の境内林です。イチイガシは、ドングリがなる木のひとつです。イチイガシ林のうち、大分県の代表的な林のひとつです。
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イチイガシは、ブナ科コナラ属の常緑広葉樹です。学名はQuercus gilva。
神社の社殿【しゃでん】北側一帯にイチイガシ林、西側にスダジイ林が広がります。スダジイは、ブナ科シイ属の常緑広葉樹で、学名はCastanopsis sieboldii。イチイガシと同じように、ドングリがなる木のひとつです。林冠【りんかん】(森林のいちばん高い所の枝葉が茂った部分)は、イチイガシとスダジイです。イチイガシのうち、最大のものは地上から150㎝の高さで周囲5.3m。樹高は30mのものがあります。
この林は、「火男火売神社の森」として、大分県特別保護樹林に指定されています(昭和49年3月15日指定)。また、別府市生物指定生物環境保護地区「鶴見権現社の自然林」にも指定されています(昭和52年7月19日指定)。
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指定年月日 昭和50年3月28日 -
記号番号 天第58号 -
種別 天然記念物 -
所有者 火男火売神社