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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/建造物

時代じだい

室町時代・長禄3年(1459)

エリア

豊後高田市

県指定 有形文化財

しんぎょくじせきでん

真玉寺石殿

豊後高田市西真玉 真玉寺

県指定 有形文化財

しんぎょくじせきでん

真玉寺石殿

豊後高田市西真玉 真玉寺

国東半島一帯にあります。屋根の下に、地蔵菩薩等を彫った部分があります。このようなデザインの石塔は、大分県の独特のものといえます。この石殿は、真玉寺の境内にあり、細やかな表現がされている屋根の下の龕【がん】には、六地蔵が彫られています。

龕(がん)

くぼんだ場所を指します。仏像を納めている場合、仏龕【ぶつがん】とよびます。

用語解説

  • 龕【がん】

    龕(がん)

    くぼんだ場所を指します。仏像を納めている場合、仏龕【ぶつがん】とよびます。

もっとくわしく

高さは1.9mです。真玉寺は、真玉氏【またまし】の菩提寺です。境内は堀に囲まれ、この石殿は門の外にあり、堀に面して建っています。
龕【がん】には、正面と背面に地蔵菩薩像3躯、左右の側面に観音菩薩像を1躯ずつ浮き彫り(陽刻【ようこく】)しています。また、銘文があり、この石殿は長禄3年(1459)につくられたことがわかります。

龕(がん)

くぼんだ場所を指します。仏像を納めている場合、仏龕【ぶつがん】とよびます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和52年3月31日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第126号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    真玉寺