県指定 史跡
きりしたんどうくつれいはいどう
キリシタン洞窟礼拝堂
竹田市竹田
県指定 史跡
きりしたんどうくつれいはいどう
キリシタン洞窟礼拝堂
竹田市竹田
礼拝堂は凝灰岩【ぎょうかいがん】の壁をくりぬいたもので、内部はドーム状になっています。礼拝堂の横には禁教後に、宣教師【せんきょうし】が隠れ住んだと伝えられる洞窟があります。
もっとくわしく
豊後キリシタン布教のー中心地であった志賀・朽網の状況を偲ばせる遺跡といわれています。礼拝堂は凝灰岩【ぎょうかいがん】の壁をくりぬいたもので、正面入口には石段からの宝珠【ほうじゅ】型の入口の外に、左右に2個ずつ計5個の穴が穿たれています。内部正面には祭壇式の棚が刻み込まれ、周囲は三和土で彩色・装飾されています。天井もドーム型で内部の高さ約4m、広さは約10㎡あります。礼拝堂の脇には宣教師が禁教後に隠れ住んだと伝えられる洞窟があります。しかし、礼拝堂の使用に関する文献は残っていません。
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指定年月日 昭和33年3月25日