県指定 天然記念物
ぶなのげんせいりん
ブナの原生林
中津市山国町中摩殿畑山、中津市耶馬渓町樋山路
県指定 天然記念物
ぶなのげんせいりん
ブナの原生林
中津市山国町中摩殿畑山、中津市耶馬渓町樋山路
中津市にある中摩殿畑山【ナカマトノハタヤマ】の頂上部周辺のブナを基本とする林です。ブナの木の他に多くの木々があり、自然のままの姿をみることができます。
もっとくわしく
ブナは、ブナ科ブナ属の落葉高木【らくようこうぼく】で、学名は Fagus crenataです。中津市山国町と中津市耶馬渓町の境界にある中摩殿畑山(標高991m)の尾根筋に発達するブナ林です。このブナ林の特徴として、ササ類以外の低木層が発達していること、ツガやモミが少なく、常緑樹のアカガシやウラジロガシが多いことなどがあげられます。亜高木層・低木層には、シキミ、ヤブツバキ、ハイノキ、ツルシキミなどが多く、尾根の岩場では、ツクシシャクナゲが群生しています。
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指定年月日 昭和28年4月20日 -
記号番号 天第7号 -
種別 天然記念物 -
所有者 中津市