国指定 史跡
しもふじきりしたんぼち
下藤キリシタン墓地
臼杵市野津町大字原
国指定 史跡
しもふじきりしたんぼち
下藤キリシタン墓地
臼杵市野津町大字原
戦国時代に下藤村で暮らしていたキリスト教の信者を埋葬した墓地です。
発掘調査によって、66基のお墓と小さな建物跡、道路跡が見つかりました。
キリスト教は江戸時代に禁止されていたため、この遺跡ほど良好な状態で残っているキリシタン墓地は珍しく、大変貴重な遺跡です。
もっとくわしく
これは、戦国時代末期から江戸時代にかけて営まれた、当時の下藤村に暮らしたキリシタンを埋葬した墓地です。
発掘調査によって、66基のキリシタン墓や小規模な建物跡、道路跡が発見されました。
この墓地は、検地帳や字図の分析から、ルイス・フロイス『日本史』に出てくるキリシタン、リアンがつくった墓地といわれています。
地上・地下ともに遺構の残りが良好で、つくった人物などが明らかにされている墓地は例がなく、たいへん重要な遺跡です。
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指定年月日 2018/10/15 -
管理団体 臼杵市