県指定 史跡
ごりんとうぐん
五輪塔群
豊後大野市犬飼町田原
県指定 史跡
ごりんとうぐん
五輪塔群
豊後大野市犬飼町田原
国指定史跡犬飼石仏の向かって右側の岩壁には、16個の小さな掘込みに一石で作られた五輪塔【ごりんとう】が置かれています。また、石仏の左側には永徳2年(1382)に死去した大友氏の武将吉弘一曇の菩提【ぼだい】をとむらうために造立した五輪塔【ごりんとう】が1基あります。
-
龕【がん】
龕(がん)
くぼんだ場所を指します。仏像を納めている場合、仏龕【ぶつがん】とよびます。
もっとくわしく
国指定史跡犬飼石仏の向かって右側の岩壁には、16個の小龕【がん】があります。中には小さな(高さ30㎝~40cm)一石五輪塔がそれぞれ安置されています。形態から鎌倉時代から室町時代(南北朝時代)の可能性がある塔が数基あります。石仏の左側には総高約170㎝の五輪塔【ごりんとう】が1基あります。水輪・地輪に銘文があり、永徳2年(1382)10月に死去した吉弘一曇(氏輔、大友氏の武将)の菩提【ぼだい】をとむらうために造立したことが分かります。ただし塔の形式から、造立年代は永徳2年より新しいとする見方もあります。
龕(がん)
くぼんだ場所を指します。仏像を納めている場合、仏龕【ぶつがん】とよびます。
-
指定年月日 昭和42年3月31日