国指定 史跡
ぎょうとくいせき
京徳遺跡
宇佐市下敷田
国指定 史跡
ぎょうとくいせき
京徳遺跡
宇佐市下敷田
この遺跡からは、石蓋土壙墓【せきがいどこうぼ】と土壙墓【どこうぼ】が約50基出土しています。古墳が出現する時期の、共同墓地のあり方を知るうえで重要な遺跡です。
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五十石川【ごじつこくがわ】に面した低台地の西側縁辺に幅3.5m、深さ2m、長さ30mの溝を設けて墓域としています。約50基の石蓋土壙墓と土壙墓は、正方形の墓壙【ぼこう】に、対角線上に土壙を掘り込む点が特徴です。棺外に高坏【たかつき】・小型壺・鉢などの土器を副葬する墓が数基確認されいることから、弥生時代の終末期につくられたと考えられます。古墳出現期の共同墓地の在り方を知るうえで重要な遺跡です。
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指定年月日 昭和49年3月19日 -
記号番号 第61号 -
種別 史跡