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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/建造物

時代じだい

鎌倉時代・元応元年(1319)

エリア

臼杵市

県指定 有形文化財

びごおいたび

備後尾板碑

臼杵市野津町八里合

県指定 有形文化財

びごおいたび

備後尾板碑

臼杵市野津町八里合

石を板のように薄く加工したものを「板碑」とよびます。てっぺんが三角形で、仏をあらわす種子【しゅじ】が刻まれたり、墨で書かれています。この板碑がある地には、「ホウゾウジ」というお寺があったといいます。近くに、国指定重要文化財の五輪塔もあり、かつては「いのりの空間」であったことがうかがえます。

種子(しゅじ)

仏を梵字1文字で表現したものです。

用語解説

もっとくわしく

この板碑は、高さは151㎝、元応元年(1319)の年号が、碑身の向かって左に刻まれています。 
額部【がくぶ】とよばれる、突出した部分が広めです。板碑の先端もとがり気味で、このようなデザインの板碑は、大分県の大野川流域や臼杵市野津町にみられます。この板碑は、年号が刻まれていて大野川流域などで基準となる板碑のひとつです。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和56年3月31日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第165号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    地区