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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(書跡・典籍および古文書)

時代じだい

室町時代〜明治時代

エリア

宇佐市

県指定 有形文化財

もとしげもんじょ

元重文書

宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館

県指定 有形文化財

もとしげもんじょ

元重文書

宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館

豊前国【ぶぜんのくに】南部(いまの大分県中津市・宇佐市)のうち、宇佐郡元重を拠点とした武士の記録です。戦国の動乱の中、武士はどう生き抜いたのか。戦いのさなかでの武士の姿を伝える古文書群【こもんじょぐん】です。

もっとくわしく

この古文書群【こもんじょぐん】は、元重氏に関わるものです。
全部で74点ありますが、なかでも天正3年(1575)の元重鎮頼【もとしげしげより】が残した「置文」【おきぶみ】は、子孫にあてた家訓【かくん】です。戦国の動乱の中で、いかに生きていくかを具体的に記していて、貴重な記録です。
たとえば、屋敷はどのような場所がよいのか、ソロバンや読み書きは大事と記しています。動乱の中で、自分たちの土地や財産を守るため、必要な知恵と知識を、自分たちの土地や財産を守ろうとする姿を知ることができます。なお、江戸時代以後、元重氏は庄屋となり、元重の地に残りました。

 
 


  • 指定年月日していねんがっぴ
    2018/2/6
  • 記号番号きごうばんごう
    書第34号
  • 種別しゅべつ
    書跡・典籍および古文書
  • 所有者しょゆうしゃ
    大分県