県指定 有形文化財
はちまんえんぎ
八幡縁起
杵築市奈多2289 八幡奈多宮
県指定 有形文化財
はちまんえんぎ
八幡縁起
杵築市奈多2289 八幡奈多宮
縁起は、物事の由来や由緒を意味します。全4巻のうち、1巻は上野国【こうずけのくに】(いまの群馬県)での八幡神の由緒を記したものです。室町時代の九州と関東との交流を物語る記録です。
もっとくわしく
応永4年(1397)にまとめられた記録です。
全4巻のうち、宇佐神宮の由緒を記した「宇佐八幡縁起」が2巻、八幡神の由緒を記した「八幡大菩薩本末因位御縁起」【はちまんだいぼさつほんまついんいごえんぎ】が1巻、そして群馬県での八幡神の由緒を記した「上州八幡御鎮座次第」【じょうしゅうはちまんごちんざしだい】が1巻です。
同じ八幡奈多宮【はちまんなだぐう】にある「八幡宇佐宮御託宣集」も、応永4年(1397)に、上野国の板鼻八幡宮の写本を写したものです。すると、この記録も、同じ時期に制作されたと考えられます。
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指定年月日 昭和49年3月19日 -
記号番号 書第24号 -
種別 書跡・典籍および古文書 -
所有者 八幡奈多宮