県指定 史跡
きりよせかわらがまあと
切寄瓦窯跡
宇佐市山本
県指定 史跡
きりよせかわらがまあと
切寄瓦窯跡
宇佐市山本
切寄瓦窯跡は、当時の都が置かれていた畿内の技術が宇佐に導入されていたことを示す重要な遺跡です。特に畿内を含めて、法隆寺系古瓦の窯跡の発見は珍しいものです。
もっとくわしく
宇佐市仏教遺跡のうち法隆寺様式伽藍をもつ貴重な虚空蔵寺跡【こくぞうじあと】から発見される建築材、古民製造の窯跡でとして重要な遺構です。切寄瓦黒跡で焼成された瓦は、虚空蔵寺創建時代に使用されたと考えられ、8世紀初頭のものと判断されます。切寄瓦窯跡は、これらが宇佐で製作された可能性をしめすもので、この瓦窯跡出土の瓦によって、少くともせん仏の焼成公房の存在も推理できます。
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指定年月日 平成 7年3月10日 -
記号番号 第91号 -
種別 史跡