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指定区分していくぶん

県指定/建造物

時代じだい

室町時代

エリア

由布市

県指定 有形文化財

きたはらせきぞうむほうとう

北原石造無縫塔

由布市挾間町鬼崎

県指定 有形文化財

きたはらせきぞうむほうとう

北原石造無縫塔

由布市挾間町鬼崎

無縫塔とは、お寺の僧侶のお墓としてたてられるお墓です。上部の丸い部分を塔身と言います。この無縫塔は大字鬼崎田野小野の地福庵跡墓地にあるもので、竿【さお】を持つ無縫塔です。高さは80㎝ほどあります。

もっとくわしく

重制の無縫塔で、基礎・竿・中台・請花・塔身から構成されます。馬見塚氏の開祖、馬見塚左馬介正国の墓と伝えられています。竿部正面には「正長二酉天開祖寿臣椿公上座七月初三日」(1429) の刻銘があります。裏面には「ロロロロ瑞椿ロロ長二年 己/酉 七月三日」の銘文がある。年号の書式からみて、裏面が判読しにくくなったことから、後世に正面の文字を彫ったものであろうと推測されます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和48年3月20日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第79号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    個人