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指定区分していくぶん

国指定等/記念物/史跡

時代じだい

古墳時代末期

エリア

大分市

国指定 史跡

ちよまるこふん

千代丸古墳

大分市宮苑

国指定 史跡

ちよまるこふん

千代丸古墳

大分市宮苑

 丸や三角形の文様、人型の線刻【せんこく】と赤い塗料で装飾された横穴式石室【よこあなしきせきしつ】をもつ古墳です。
 古墳の土が一部なくなってしまっているため、元々の大きさはわかりませんが、石室の構造から古墳時代の終わり頃につくられた豪華な古墳であったことがわかります。

もっとくわしく

 線刻が刻まれ、赤色顔料【せきしょくがんりょう】が塗られた横穴式石室【よこあなしきせきしつ】をもつ円墳【えんぷん】です。古墳の土が流失してしまっているため、元々の大きさは不明です。
 玄室【げんしつ】は長方形で、壁には大きな石をつかっています。遺体を安置する部分に平たい石が置かれており、その上の棚石【たないし】には線刻【せんこく】が刻まれています。この古墳は、線刻文様や石室の構造から、古墳時代の終わり頃につくられたといわれています。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    1934/5/1
  • 管理団体かんりだんたい
    大分市