県指定 史跡
せんとうじあと
千燈寺跡
国東市国見町千灯・上岐部
県指定 史跡
せんとうじあと
千燈寺跡
国東市国見町千灯・上岐部
千燈寺は、国東六郷山の中山本寺の1つで、旧境内地が指定されています。参道には見事な石垣や、本堂跡の前には仁王像が残っています。その奥には、講堂の跡や奥の院、五輪塔群があります。
もっとくわしく
現在の千燈寺は明治の頃、坊の1つが下山し、千燈寺を称したもので、指定地は旧境内地となります。旧千燈寺の上には、六郷満山を開いた仁聞【にんもん】の伝説をもつ千燈五之岩屋があり、寺は仁聞菩薩の入定の地という伝説もあります。本堂跡に向かう参道には、見事な石垣を積み上げた坊跡が残り、本堂跡の前には半肉彫の仁王像が立ち、さらに奥には、講堂の跡や奥の院、五輪塔群があります。奥の院の西にある五輪塔群は、仁聞の墓といわれる国東塔を含めて1000基以上に及びます。
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指定年月日 昭和47年3月21日 -
記号番号 第57号 -
種別 史跡