国指定 史跡
ふるみやこふん
古宮古墳
大分市大字三芳
国指定 史跡
ふるみやこふん
古宮古墳
大分市大字三芳
大分市にある古墳で、いまは形が分かりませんが、方墳だったと考えられています。九州では珍しく、大きな石をくりぬいてつくられたを石室をもっています。古墳時代の終わりごろにつくられたと考えられます。
もっとくわしく
「古宮古墳」は、大分市街地西南部、毘沙門川に面した丘陵南斜面にある古墳時代終末期(7世紀後半)の古墳です。1辺12mほどの方墳とされており、典型的な畿内型の終末期古墳としては九州唯一の古墳です。この古墳は、「日本書紀」に出てくる「大分君恵尺」、あるいは「大分君稚臣」どちらかの墓とする説もあり、古代史研究の中でもたいへん注目される古墳です。
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指定年月日 1983/5/11