国指定 有形文化財
こごもんじょ
古後文書
玖珠郡九重町大字粟野
国指定 有形文化財
こごもんじょ
古後文書
玖珠郡九重町大字粟野
戦国大名大友氏と地域の領主のかかわりを知ることができる古文書群【こもんじょぐん】です。包み紙(包紙【ほうし】)なども残り、文書のかたちや姿が、当時のまま残っていることも貴重です。
もっとくわしく
大友義監【おおともよしあき】(1502〜50)、義鎮【よししげ】(宗麟【そうりん】、1530〜87)、義統【よしむね】(1558〜1605)という大友氏三代からの手紙があります。かつては、8月1日に品物を贈りあうならわしがあり、八朔【はっさく】の祝などとよばれました。この古文書群【こもんじょぐん】には、そうした八朔の祝の手紙が多くあります。全体では37点の古文書があります。
当時、文書のはしを切り、ひものようにし、たたんだ手紙を結んで封をしました。切封【きりふう】とよばれる、こうした当時の文書のかたち、あるいは包紙【ほうし】などが残り、むかしの文書の姿を知ることができます。
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指定年月日 平成30年2月6日 -
記号番号 書第33号 -
種別 古文書 -
所有者 個人