国指定 重要無形民俗文化財
よしひろがく
吉弘楽
国東市武蔵町吉広
国指定 重要無形民俗文化財
よしひろがく
吉弘楽
国東市武蔵町吉広
国東市武蔵町にある楽庭八幡社で、毎年6月13日に行われる虫送り祈願のために行われる楽打【がくうち】神事です。南北朝時代の頃に吉弘氏が戦勝と五穀豊饒を願って始めたと伝わっています。
-
風流踊【ふりゅうおどり】
風流踊(ふりゅうおどり)
衣装や持ちものに趣向をこらし、歌や笛・鉦【かね】・太鼓などにあわせて踊る民俗芸能です。安らかなくらしを願う人々の祈りが込められたものです。
-
念仏踊【ねんぶつおどり】
念仏踊(ねんぶつおどり)
念仏をとなえながら、鉦【かね】、太鼓などをたたいて踊る民俗芸能です。
もっとくわしく
国東市武蔵町にある楽庭八幡社で、毎年6月13日に行われる虫送り祈願のための楽打【がくうち】神事です。中世の念仏踊【ねんぶつおどり】と風流踊【ふりゅうおどり】が融合した芸能で、南北朝時代の頃、当地に入ってきた吉弘正賢が戦勝と五穀豊饒を願って始めたと伝わっています。慶長5年(1600)に、吉弘氏が石垣原の合戦(別府市)で滅亡すると、この楽打も途絶しましたが、元禄10年(1697)に吉弘氏の鎮魂を兼ねて復興されました。演目は、「神納」に始まり、「道楽庭入」「四方固」「念仏」「テンダラマンダラ」など、14の演目があります。
風流踊(ふりゅうおどり)
衣装や持ちものに趣向をこらし、歌や笛・鉦【かね】・太鼓などにあわせて踊る民俗芸能です。安らかなくらしを願う人々の祈りが込められたものです。
念仏踊(ねんぶつおどり)
念仏をとなえながら、鉦【かね】、太鼓などをたたいて踊る民俗芸能です。
-
指定年月日 1996/12/20 -
所有者 吉弘楽保存会