県指定 有形文化財
くにさきとう(たわらわかみやはちまんくにさきとう)
国東塔(田原若宮八幡国東塔)
杵築市大田永松 田原若宮八幡社
県指定 有形文化財
くにさきとう(たわらわかみやはちまんくにさきとう)
国東塔(田原若宮八幡国東塔)
杵築市大田永松 田原若宮八幡社
国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔」とよばれます。この国東塔は簡単に表現した部分があること、全体のデザインから、鎌倉時代〜室町時代初期に作られたとみられます。
もっとくわしく
塔の上部は失われていますが、高さは2.44mです。台座は一つの石でできた反花【かえりばな】のみです。笠は照屋根【てりやね】(下向きにへこんだ曲面屋根)で、軒反りは両端で反っています。相輪は1石からなり、露盤の四面はそれぞれ2区にわかれていますが、何も刻まれていません。
-
指定年月日 昭和40年3月9日 -
記号番号 建第35号 -
種別 建造物 -
所有者 田原若宮八幡社