県指定 有形文化財
おおだち
大太刀
杵築市奈多229 奈多宮
県指定 有形文化財
おおだち
大太刀
杵築市奈多229 奈多宮
刃長が150㎝を超える大きな太刀です。周防国(いまの山口県)の武将、大内氏が武運を願ってつくらせたといいます。室町時代の肥前刀の傑作とされます。
もっとくわしく
刃長151.7㎝、反り4.5㎝の長大な太刀です。佩表に「肥前国住人国公作」、佩裏に「応永三十一年甲辰八月日」の銘があります。周防国大内氏が武運長久を願って、当時豊後国で作刀していた、肥前の刀工国公につくらせたといわれています。国公2代のうち、応永31年(1424)の銘から初代国公と考えられます。室町時代の肥前刀の傑作とされています。鎬造り、庵棟。板目肌。直刃調に所々に小丁字、乱刃交じり、小沸。
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指定年月日 昭和49年3月19日 -
記号番号 工第40号 -
種別 工芸品 -
所有者 奈多宮